こんなテンポでひどい目に遭うと頭おかしなる。
*当ブログはネタバレを含みます。
本編
コレットの誕プレは無事完成。
コレットの旅に付いていくのなら親父と蟠りを残したままではいけない。
❑ロイド「よし……。親父に話をつけないとな。」
❑ダイク「ほらよ。要の紋だ。」
か、かっけぇ!!!あれだけ反対していたのにロイドの意思を尊重するのか。
❑ダイク「どう使うかは、お前の自由だ。一応、俺は止めたぞ。」
❑ロイド「親父!ありがとう!」
❑ダイク「ドワーフの誓い、第2番。『困っている人を見かけたら必ず力を貸そう』。それを実践しただけでぇ。」
素直じゃないのも男気って感じですのう。
❑ロイド「親父、俺、旅に出る。コレットたちと一緒に世界を再生して母さんの仇を取る。」
❑ダイク「……そうだな。そう言うと思ったわい。」
あ~それもあって言ってなかったのね。そうでなくても無鉄砲だもんね。
❑ダイク「……こいつを持っていけ。旅に必要な物をまとめておいた。」
❑ロイド「じゃあ、許してくれるのか?」
❑ダイク「……ああ。でもな。ここはおめぇの家だ。」
村から追放されたこともふまえて帰る場所はあるんだぞと言ってるんだろうなあ……。
❑ダイク「ロイド!ドワーフの誓い、第7番を忘れるなよ!」
❑ロイド「正義と愛は必ず勝つ、だろ。今時だっせーなー!わかっているよ。」
❑ジーニアス「ロイド!まだこんなところにいたの!」
ん……?ジーニアスのまだってもしかして昨日のコレットちゃんの出発の時間は嘘だったんじゃ?だからあんなにしんみりしてたのでは???
❑ロイド「ジーニアス!ちょうどいいや。マーブルばーちゃんの要の紋作ってもらったぜ!」
❑ジーニアス「そ、それは嬉しいけど……。コレットの見送りはどうしたのさ!」
❑ロイド「ああ、それなんだけどよ。俺も旅についていこうと思っているんだ。」
❑ジーニアス「バ、バッカじゃないの!コレットたちならとっくに出発しちゃったよ!」
ジーニアスくんもう少しはやく迎えにきてくれよう……。
急いでコレットちゃんに追いすがって旅に連れてってくれぇと噛り付くのだ。
❑ロイド「ばーさん!コレットが行っちまったって本当か?」
親愛なるロイドへ
これをロイドが読む頃には私はもう旅に出ています。
ごめんなさい。私はロイドに嘘をつきました。
世界再生の旅は、今まで大勢の神子が失敗してきた危険な旅です。
大好きなロイドを巻き込みたくなかったの。
こんな書き留めでの大好きは見たくなかった……。
私ががんばって魔物やディザイアンを鎮めるからロイドは再生された世界で平和に暮らして下さい。
今まで仲良くしてくれて本当にありがとう。
ロイドに巡り合えて私は幸せでした。
さよなら。
なん……?なにこれ遺書じゃん。再生された後コレットちゃんはいないのか?失敗してってより成功してもいないのか?やめてくれ……。
❑ロイド「……何だよ……こんなのまるで遺書みたいじゃないか……。」
❑フランク「ロイド。ジーニアス。キミたちにも、村のみんなにも隠していたことがあるんだよ。コレットは、いや神子さまはもう……。」
なんでそんなにコレットに対して他人行儀なんだ?神聖化されようが育ててきた娘だろう?
これはロイドと対になるような描写か?やめろ!!コレットちゃんは幸せになっておしまい!閉廷!
真実に蓋をするように突如悲鳴が響く。
❑ディザイアン「ロイド・アーヴィング!出てこい!」
❑ディザイアン「何をいっているんだ?」
❑???「戯言だ、放っておけ。」
フォシテス様、左手に花瓶が刺さってますよ。
❑フォシテス「優良種たるハーフエルフとして愚劣な人間どもを培養するファームの主。」
「ロイドよ!おまえは人でありながら不可侵契約を破る罪を犯した。」
「よって貴様とこの村に制裁を加える!」
支配者が連帯責任で迫るのは常套句だよね。攻撃する側より違反したほうにヘイトがいきやすいもの。
❑ジーニアス「契約違反はそっちも同じだろ!神子の命をねらったくせに!」
❑ディザイアン「我々が、神子を?ふはははは!なるほど、奴らが神子をねらっているのか。」
ディザイアンは一枚岩でないのかそれとも茶番なのか。でもコレット襲った奴らと微妙に装備が違う?
❑ロイド「奴ら?コレットを襲った連中とおまえたちは違うって言うのか?」
❑フォシテス「劣等種に語ることは何もない。それよりも貴様だ、ロイド。」
「貴様が培養隊F192に接触し我らの同胞を消滅させたことはすでに照会済みなのだからな。」
そういやゲームだからって描写が曖昧だったけどロイドくんあの時ディザイアン殺してたのね。
❑ロイド「……ごめん。」
❑フォシテス「貴様の罪に相応しい相手を用意した!」
バイオハザードのハンターとサボテンを混ぜたみたいな姿しやがってこいつのなにがロイドくんに相応しいんだって?
❑ディザイアン「フォシテス様!やはりあの小僧エクスフィアを装備しています!」
❑フォシテス「……やはり我々が計画していたエンジェルス計画のものかっ!」
エンジェルス計画……ロイドくんの母親がエクスフィア持ち逃げして殺されたのはその計画に関与していたからかな。この村の粛清は建前でロイドのエクスフィアを確認するための奴だなこれ。
❑ディザイアン「それをよこせ!」
❑ロイド「いやだ!これはおまえらに殺された母さんの形見だ!」
❑フォシテス「何を言うか!お前の母は……。」
フォシテス様だいしゅきされてる。
この敵鋼の錬金術師のニーナ的な……勘の良いガキは嫌いだよ。
❑マーブル「ジーニアス……新しい孫ができたみたいで嬉しかったわ。さようなら……。」
マーブルの最期の攻撃(?)で重症を負い撤退していくディザイアン。だがこれで終わりでなかった。
❑村長「大変なことしてくれたな!見ろ!この村の惨状を!……お前のせいだ!」
ひええ……。さっきのヘイト作戦は大成功ですねフォシテス様。
❑ロイド「ごめん……なさい。」
❑村長「謝って済む問題じゃない。奴らはお前を敵と認定した。お前がいる限りこの村に平和はないのだ。……わかるな?」
❑ジーニアス「じゃあ、村を守るためなら人間牧場の人は死んでもいいの!?」
❑村人「どうせ牧場の人間なんてあそこで朽ち果てる運命じゃないの?」
❑村長「そうだ。余計なことをしなければ死ぬのはそいつだけで済んだのに。」
❑ジーニアス「……人間なんて、汚い。」
分かった!このゲーム自分らが生きていけるのなら差別を受けてもその下のものがもっとひどい目に遭うからそれでいいっていう差別をテーマにしたものだ。
より下の生活したものを見ると安心するもんな人間は。人間牧場は労役の資産ってよりむしろそっちがメインか?
村の人の中にもロイドの追放は厳しいと言う人もいるがそれでもそれは人間牧場の命のことは言及しないし、ロイドの追放を望む声の方が多い。
コレットの祖母ですらこれだ。
意味が解らん。もっともらしくロイドを鼓舞してるけど結局は自分の命が可愛いだけじゃん。
命を狙われたロイドをコレットの旅に加えようとかおかしいだろうに。
ロイドを強いと思っているのなら分かるけどロイドじゃ不安だと嘆いていたのに護衛としてお願いするのは欺瞞でしょ。
❑ロイド「……ああ。償いはする。俺のせいで亡くなった人のためにも必ずコレットを守るよ。」
❑ジーニアス「……ボクは、ロイドについていくよ。ロイドが追放されたのはボクのせいだもん。」
この言葉重いな……。自分のせいだと思っているのと迫害をまざまざと見せつけられて人間不信になって出た言葉だよなぁ。
自分はロイドを追放しないよと言っているんだろうなぁ。こどもがこんな気を遣う世界……。
ロイドとジーニアスはコレットが向かっただろう砂漠の町トリエットに向かった。悲しみに暮れる猶予も与えないディザイアン。
すでにロイドの捜索を始めていた。
なお手配書はこれである。
フォシテス様……左利きなのかしら。左腕に花瓶刺したままだから絵がへた。
❑ロイド「くっ……手配書か。相手も本気だな。」
❑ロイド「これじゃまるで助けを求めているような……。」
確かに、どっちが窮地かといえばロイドくんのほうだものね。鋭い。
感想
宿代がお高い!!!1戦40円稼げれば良いところなのに敵が強くて3戦持つかもたないか。
正直赤字なんだ……。親父から貰った旅の資金を使って生活している貧乏ロイドくん。
コレットちゃんたっけて~。
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テイルズ オブ シンフォニア リマスター 備忘録03『人間牧場』