はいどさんのくそ日記 -ゲーム備忘録-

プレイしたゲームの備忘録です。

テイルズ オブ シンフォニア リマスター 備忘録20『裏切り』

 

 

 

 

クラトス。ライフボトル返せ。たけーんだぞあれ。

 

 

*当ブログはネタバレを含みます。

 

 

 

 

本編

 

再生の塔。

ロイド一行が到着したころにはすでにコレットとクラトスは出発していた。

世界再生を間近にしての焦燥からそうしたのか分からないがロイドたちと足並みを揃えてほしかった。

 

 

入ってすぐ一行の目に飛び込んできたのは夥しい棺が下かららせんのように漂っている。

逸れの正体はなにか、まさか神子ではないか。

 

❑ロイド

コレットも失敗したらここに並ぶのか……。くそっ!」

ジーニアス

コレットが心配だよ。急ごう!」

ますますクラトスが独断専行したのが疑問だ。

失敗する恐れがあるのにまさか自分一人でも成功するなんて驕っている男でもないだろうに。

 

レミエル

「さあ、我が娘コレットよ。最後の封印を今こそ解き放て。」

すでに信託は始まっていた。間に合ったのか間に合わなかったのか分からない。

レミエルは言葉を続ける。

 

レミエル

「そして人としての営みを捧げてきたそなたに最後に残されたもの、すなわち心と記憶を捧げよ。」

「それを自ら望むことでそなたは真の天使となる!」

 

 

味覚、睡眠、痛覚、そして声と人であることを捧げてきたがまだ人として生きることはできた。

しかし心と記憶は違う。

それがなかったらまさしく何もない抜け殻の人形だ。

人としての最後の矜持を失えばそれはもはやコレットではない。

コレットの姿をした人形だ。

それは恐ろしいほどに彼女の生の冒涜だ。

 

❑リフィル

コレットは……ここで人として死を迎え天使として再生される。」

❑ロイド

「どういうことだよ、先生!」

❑リフィル

「ごめんなさい、ロイド。コレットに口止めされていたの。」

「世界を再生すればそれと引き替えにコレットが死ぬ。」

「死ぬことが天使になるということなの。」

知っていたのか、知っていたからこの旅を楽しくしたいと彼女は言ったのだ。

どこまでもコレットは気丈だった。

 

レミエル

「それは少し違う。神子の心は死に、体はマーテル様に捧げられる。」

コレットは自らの体を差し出すことでマーテル様を復活させるのだ。」

そんな悍ましい話があるか。

そのマーテル様とやらは世界再生のときにテセアラとシルヴァラントで神子の体を行ったり来たりするのか?

その度に神子の生を根こそぎ排して物言わぬ器にしているのか?

そして繁栄のためと言ってそのマーテルを振り回すのか。

これを悍ましいと言って何が悪い。

 

❑ロイド

「そんな……そんなのって……。」

❑リフィル

「……レミエル様。」

「シルヴァラントには隣り合うテセアラという世界があるそうですね。」

レミエル

「そなたが知るべきことではない。」

コレットの犠牲が無駄にならぬように両方の世界の救済の方法を尋ねたいんだろうね。

ただそれをばつの悪そうににべもなく切り捨てるレミエル

 

❑しいな

「クルシスでも両方の世界を平和で豊かな世界にすることはできないのかい!」

レミエル

「……神子がそれを望むなら天使となって我らクルシスに力を貸すと良い。」

「神子の力でマーテル様が目覚めれば、2つの世界は神子の望むように平和になるだろう。」

コレット

「……!」

レミエル

「本当か、だと?なぜ自分がここに来たのか神子は分かっておろう?」

 

 

コレットを好きでいてくれるひとが悲しむ。それも犠牲になるのと同じだと止めるロイド。

 

レミエル

「神子一人が犠牲になれば世界は救われる。」

「それともお前は世界より、神子の心だけが救われた方がいいというのか?」

❑ロイド

「待てよ!レミエル!」

「本当にほかの方法はないのか?コレットはあんたの娘なんだ。」

「あんただって、本当はコレットが死ぬことなんて望んでないだろ!」

 

 

悪辣。

この笑みの下に悪辣な感情が見えてくる。

その悪辣さは留まらない。

 

レミエル

「私はマーテルさまの器として選ばれたこの生贄の娘にクルシスの輝石を授けただけだ。」

娘と言いながら苦しむことになんら呵責も抱かないのはこういうわけだ。

ロイドは衝撃を受けているだろうコレットを気遣う。

 

 

❑ロイド

コレット!気づいていたならなんで!」

コレット

「……私の声が聞こえるの?嬉しい。最後にロイドにさよなら、言えるね。」

❑ロイド

コレット……ごめん!助けてあげられなくて、ごめん!」

コレット

「ううん。ありがとう、ロイド。」

「私、ロイドがいたからこの世界を護りたいって思えるようになったんだよ。」

ロイドがいなかったらそう思えないほど神子であることを呪っていたのかな。

まぁ最後に物言わぬ人形になるのを知っていたらそれもそうか……。

 

コレット

「ロイドがいたから……私、16年の命をちゃんと生きようって思えたの。」

信託を受けた日タイミングよく誕生日だなと思ったけどそういうことだったのか。

だから……誕生日おめでとうをロイドくんに言ってもらいたかったのか……。

 

 

レミエル

「ふははははは!どうだ!とうとう完成した!マーテルさまの器が完成したぞ!」

「これで私が四大天使の空位におさまるのだ!」

 

 

悲嘆の隙も与えないレミエル

見ていて心底不快なので敵対してくれることはありがたい。

まさかロイドくんらが恐れおののき打ち倒されるなどと思い上がりしてるんではないよなぁ?

ぼこぼこにする大義名分ができたのでありがたくぼこぼこにしてあげませう。

 

 

ぼこぼこにされたレミエルさま(笑)

ロイドくんだけ戦うのかなと思ったけどみんな戦闘にいたのでレミエルにムカついていたのは皆同じってことだ。

そのレミエルはすでに虫の息らしく這ってなにか負け惜しみを叫んでいるようだがロイドくんコレットちゃんしか見てないんだ、ごめんね。

 

 

クラトスおじ、今までどこ行ってたんだ?

 

❑クラトス

「……私は世界を導く最高機関クルシスに属す者。」

 

 

ジーニアス

「クラトスさんも、天使なの!?」

❑しいな

「あたしたちを騙していたのか!」

怒涛の展開についていけないけどクラトスは敵だったということなのか……?

 

 

まさかの連戦。

クラトスおじ微妙に勝てそうな強さだったので本気で戦ってしまった。

負けイベなのか……?まさかな……?被ダメやばいけどダメージは通るし……いや……?

なんて思ったせいで回復アイテムすべて費やしてしまった。

ライフボトル返せ。

 

 

またどこからともなく変な奴が湧いてきた。

なんだその服かっこいいとでも思ってんのか。

どこに売ってたの?ママに買って貰ったの?

そういやユグドラシルってディザイアンのボスだったかな。

え?マーテル教ってディザイアンとグルなの?

 

ユグドラシル

「我が名は、ユグドラシル。クルシスを……そしてディザイアンを統べるものだ!」

 

まさかの三連戦。

ライフボトルを使い切ってしまったので抵抗するのもあほらしいのでちゃちゃっと全滅しました。

ダメージ1しか入らんし。

 

 

ユグドラシルの激しい攻撃に倒れるロイドたち。

ここからどうするんだと思っていたらあの時のディザイアンが参戦。

 

ユグドラシル

「こざかしいレネゲードが。まあいい。退くぞ、クラトス。」

なんで退くん?

まさかディザイアンのボスともあろうお方がこの程度の増援で退くの?

 

 

意味深なことばを残し撤退したクラトス。

どう見ても忠誠を誓ってロイドらをぼこぼこにした感じじゃないね。

ライフボトルのことは許してあげるか。

 

感想

 

さまようだけさまよってレベル上げあんまりしてないせいかボス戦きつい。

レミエルさまにも少し苦戦した。くやしい。

苦戦した後のクラトス戦で泣いちゃった。

強いんだもの。お前味方の時手を抜いてやがったな。

やっぱりライフボトル返せ。

 

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