こうやってクロードくんが主人公として開花していくのいいのう。
*当ブログはネタバレを含みます。
本編
光の勇者様と間違えられなろう展開になるのが昨今の情勢ですが本作はむかしのゲームなのでその定石にはならないのじゃ。
なぜなら今回でチート武器が消えるからじゃ。
気まずい夜を開けさっそく情報収集。
隣町サルバは各地から人が集まってくるのでもしかしたら情報を得られるかもしれない。
レナは昨夜のショックがまだあって懲りずに神護の森で佇んでるみたいです。
普通の対応ならクロードくんに謝罪してからお家でさまざめと泣いてるものだと思うけどまぁいいか。
相手はクロードくんだし。
まっすぐサルバに向かうこともできますがちゃんとレナに挨拶してから向かうかの。
今作の戦闘はシンボルエンカウントに変更になったのですね。
個人的にはランダムエンカウントの方が好きですがなにかと利点の多いシンボルエンカウントが採用されたのも遊びやすさを追求したためでしょう。
そうそう実はこの神護の森にはですがまともに戦うと勝てないゲレルというザコ敵が稀に出ます。
原作ではこいつを利用した序盤のレベリングがありましたが今作もちゃんとできるみたいですね。
最近のゲームプレイヤーに有利な要素を消していきがちだからちゃんと出来るようにしてるだけでも従来ファンの期待に応えてるな~。
こいつです。
ほっとくとどんどん分裂して増える厄介者。
通常攻撃ではまったくダメージ与えられないですが
例のチート技フェイズガンぶっぱで蹴散らそう!レベルが馬鹿みたいに上がってくぞ!!!
仮に私のように負けても大丈夫!なんと今作リトライ機能が実装されてる!
勝てるまでゾンビアタックができるなんてどんだけ易しいのだ。
因みに私は当時の体験を再現したいので冒頭でも言いましたがあまり強いプレイをしたくないです。
このエンカウントはぶっちゃけ不本意でした。
クロードくんは童貞なので許した!
自分でも怪しいと思うとレナのフォローして気落ちした彼女を慰めようとしたけど
遠ざけられた!クロードくん童貞だから!
とまぁ酷い解説は抜きにして彼女としてもどんな顔したらいいかとか自分の中のショックでキャパオーバーしてるから仕方ない。
そっとしておくけどなるべく早くここから出てね、マジでゲレル強いからさ。
気持ちを切り替えて本来の目的へ。
サルバで得た情報は特にめぼしいのもなく――
町長の息子が不思議な石を見つけて自分の物にしたとか
NPCの進行を妨げるように立ちふさがるとアイテムを貰えることとか
試してないので分からないけど一部の動き回るNPCだけですけどね。
ちゃんと怒ったセリフがあったりアイテムをくれたりするので面白い要素。ゲームでは説明されないので隠し要素ですがこういう遊び心を仕込むのはいいよね。
クロードくんに盗みの才能がないこととかですね。
『才能』
才能……それがないと何をしてもだめだめな現実と同じです。
今作はキャラごとに才能をランダムに有しており、加入したときに確認できます。
アイテムの製作などのICをする際それに対応した才能がないと絶対に成功しません。
このステータスだと『器用な指先』がないので盗みのピックポケットが絶対に成功しないってわけです。
でもご安心召されよ。
才能は努力しだいで開花します。これも現実と同じです。
確率は低いですが何度も挑戦すると大量のスキルポイントとその才能が得られることがあります。
なので……正直才能は例の盗みの奴以外はぶっちゃけないほうがよかったりする。これは現実と違う。どうしてだよ。
ピックポケットはそのうち説明します。
ともかくあまり有益な話は聞けなかったので情報収集は切り上げいったんアーリアに戻ります。
そろそろ彼女のご機嫌は戻ったかしら。
今作からの遊びやすさ追加仕様ファストトラベル。
本当どうしたんだ、こんなに遊びやすくしたらあっという間にクリアしちゃうじゃんかぁ……!!!
まぁこのゲーム周回要素があるから本編をはやく終わらせたい従来のファンも喜ぶ仕様でもあった。
一瞬でアーリアへ。
村に入るとなんだか物々しい雰囲気で出迎えられる。
❏クロード
「レナ……って、レナに何かあったんですか?」
❏レジス
「クロードさん、隣町の町長の息子のことは知ってますか?」
不思議な石を着服した息子のことです。
❏レジス
「実は……レナがアレンに無理矢理連れていかれてしまったのです。」
❏クロード
「連れていかれた!?どこに?」
❏レジス
「おそらく……自分の屋敷でしょう。奴はレナのことを好いておった。」
「それにしてもこんな強引なことをする男では……。」
そんな緊急事態に村で拱手し呆然としてる人たちに業を煮やすクロード。
なぜ行かないのか。
それはレナを連れていかれた時の傭兵の恐ろしさと
強大な権力を有す男に反抗したときの報復への恐れのためであった。
この村の人ではレナを助けに行けない。
それならば――
覚悟を決めた推しの顔がいい!!!
❏クロード
「ぼくはこの村の人間ではありません。ぼくが乗り込んだとしても村に迷惑はかからないでしょう。」
たぶんだけど腹いせはされると思うけど突っ込まないね。
うおおおおおおおお!!!
光の勇者様ではなかったけど光の勇者のような覚悟だ。
傭兵雇って女の子攫うやつがふつうなわけないだろ!!
アレン邸につくが鍵がかかっている。
傭兵雇ってるくせに慎重な男だ。邪魔が入らないようにしているわけだ。
光の剣が錠を吹き飛ばす。
しかしこの時の使用で光の剣……フェイズガンの残量が無くなってしまします。
この先光の剣は使えません。
でも、そんなこと、やるしかないんだ。
彼は今度こそ光の勇者ではなくなった。
しかしこれは偉大過ぎる父の影に霞む男からクロード・C・ケニーという男に開花した瞬間だったのだ。
感想
今回も考えなしに未開惑星保護条約破ってるのでまたひと騒動起きてますが気にしないクロードくん。
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スターオーシャン セカンドストーリー R 備忘録04 『緊縛プレイ』
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