はいどさんのくそ日記 -ゲーム備忘録-

プレイしたゲームの備忘録です。

スターオーシャン セカンドストーリー R 備忘録01『再び星の海へ』

 

 

 

 

懐かしいという感想よりも苦しさすら覚える郷愁の想いが強い。

 

 

*当ブログはネタバレを含みます。

 

 

 

 

本編

 

私に初めてゲームが楽しいと思わせた作品はもはや記憶の彼方ですがRPGの世界にのめり込むようにしたのは1998年にリリースしたスターオーシャン 2nd Storyでした。

当時8歳でこのゲームが2作目なんてことはまったく分かってなかったんですが前作を知らなくても全然遊べました。

というか未だに前作のリマスター版積んでるのでシナリオ把握してないんですけどね。

ともかく当時の私に絶大な影響を与え、今のゲームの評価はシナリオの良さと没入できたかの価値観はこのゲームのせいだと思っています。

(大人になってからリマスター版やったとき意外とシナリオそこまででもないかな……?と思ったのは内緒)

 

 

前述しましたが実はこのゲームのリマスター版をプレイしています。

PSP版とPS4版です。前者は声優、デザインが変わったリメイクなのですが後者はその移植版に近いものです。

後者はエラー落ちが頻発したり、リマスターというファンのためのような作品であろうことかBGMの間違いがあってとても残念でした。

 

それから幾数年 スターオーシャン2のリメイクの幻覚を見ながらもこれから出るのは絶望的だろうなと諦観というか期待すらしていませんでした。

 

しかし2023年急にリメイクの発表、しかもリメイクの切っ掛けがこのゲームのファンに応えてという。

これを聞いて前回のリマスター版のようなBGM間違いなどファンを侮ったものでなくファンの期待に沿ったリメイクが出るのでは胸が躍りました。

PS版の声優さんの再起用、思わずファンがニヤリとする立ち絵などまさに私が望んでいるリメイクでした。

 

さて前置きが長くなりましたがそれだけこのゲームに並々ならぬ期待をしているということなので勘弁してくだちい。

当時の気持ちで遊びたいので初回は攻略サイトの活用は無し、ゲームバランス崩壊する武器の使用、ICの縛りでやります。

 

 

もちろんクロードくんから始めるよ!!!

設定で変更できますがうえだゆうじ浪川大輔のどちらか選べるのやっぱり感動するなぁ。

PSPからの浪川さんの声もはまっていたけどやっぱり私のクロードはうえだゆうじなんだよな。

 

当時なら割と画期的だったダブル主人公システム。

……今そんなにないかな。性別は異なっても同じのものが多いかな。

 

広大なる宇宙に流れるプロローグ。

内容は前作スターオーシャンの冒険譚です。

 

 

詳しくは私も積んでるので分からないのであれですが要約すると

前作活躍した地球人ロニキスが偉業を成したってわけです。ロニキスは主人公じゃないけど。

 

今作の主人公は彼の息子クロード・C・ケニーです。

彼は父の大きさに尊敬しながらも周囲から父の影としか評価されていない己の不甲斐なさと劣等感を覚えている青年です。

 

 

なぜそこまでクロードくんが周囲から言われているというと

今回の惑星ミロキニアの調査でもうっすらとわかります。

この段階では説明ないですがこの調査の同行にクロードくんが選ばれたのは父ロニキスが息子に手柄を立てさせるためと言われています。

真偽はともかくこの後の彼の様子を見ると明らかに彼の判断力や分析力は調査するには未熟に見えます。そういうのもあり彼はやっかまれているのでしょうね。

 

 

この星惑星ミロキニアはなぜかスキャンできないエリアがあり、そこを調査するために今ここにいるわけです。

 

現地に到着してすぐにロニキスからチート武器(必殺技)フェイズガンを渡されます。

 

 

どれぐらいチートかというと序盤の雑魚は即死する威力の必殺技が消費MP0で打てるからです。

まぁ強すぎるから序盤のイベントで使えなくなるんだけどね。

 

 

惑星ミロキニアの奥に進むと先ほどスキャンできなかった構造物が現れます。

このゲームの地球人の文明はかなり高度に進んでおりその技術力をもって解析できないなぞの構造物というわけです。

そんな謎に満ちたものの調査にクロードくんが抜擢されたのはロニキスの贔屓と思われても仕方ない。

 

 

父の期待になんとか応えるべくクロードくんは頑張ります。

なんとこの構造物の入り口を操作するパネルを見つけ出します。

その功績にパッパは露骨にさすがクロード!!!と褒めちぎるわけです。

 

その反応にクロードくん含め周囲も微妙な空気になるがそれより調査が大事なので開いたドームの中に進みます。

 

 

ドームの中は老朽化したというより爆発的な衝撃を受けたような壊れ方していました。

それが分かってるだけでもこのドーム内は危険性がかなり潜在しているのが分かります。

なのでみな慎重に進んでいたんですが

 

 

パッパとほかの船員の制止を無視。

 

 

う~ん推しの顔が良い(現実逃避)

唯一動いている謎の危険性の塊にクロードくんはホイホイ近づきます。

ほらなんにも起きないじゃん!もっと近づいて調べようぜ!と蛮勇のクロードくんに起こるべき未来が。

謎の装置が突如動き出し怪しげな座標を示しそして

 

 

眩い光にその謎の装置ごと飲み込まれるクロードくん。

 

 

忽然と消えた息子に衝撃を隠しきれず狼狽えるロニキス。

謎の装置に飛ばされたその息子は森厳としながらどこか温かみのある森にいた。

 

 

❏クロード

「父さん!?みんな!?」

「そうだ!通信機!」

 

しかし余程遠くに飛ばされたのか通信機に反応がない。

自然の雰囲気から文明の進んでいない星に飛ばされたのかもしれないといまの己の状況に気を落とすクロード。

そんな彼の前に一人の少女が

それとモンスターも。

 

 

彼女を助けるべくフェイズガンを撃ち、モンスターを撃退するクロードくん。

フェイズガンの攻撃範囲強化されすぎぃ!!

リメイク前は貫通せずに対象物にあたると爆発する技でした。

ちなみに通常攻撃はまったく通用しないのでフェイズガンは強制です。それも理由があるんですのよ。

彼女を守るためとは言えフェイズガンを使ったのはまずかったかもしれないと危惧する。未開惑星保護条約とかいう文明に影響を与えるほどのことをしちゃいかんよという条約に抵触するからですね。

 

❏レナ

「わたしはレナ……。レナ・ランフォードといいます。」

❏クロード

「あ、ぼ、ぼくはクロード・C・ケニーです。よろしく。」

 

この拙いクロードくんの自己紹介すき。

童貞ぽくて。

 

さっきの未開惑星条約もそうですが文明レベルによっては宇宙の概念がないので自分の状況を説明できないわけです。

 

 

❏レナ

「……チキュウ?どこですか、そこ。」

 

こんな感じになるわけですね。

クロードくんは旅人なのにここがイマイチ分かってなくてずっと遠くからきたという危険な人間なんですが

とある理由で彼の状況は不審に思われません。

それは次回の備忘録で。

 

 

 

感想

 

 

この森『神護の森』といいますがここのBGMがあまりにも懐かしく、加えて木々の隙間に差し込まれる柔らかい光に郷愁に包まれていました。

そこでこのアーリアの情景で涙腺が壊れました。

 

 

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