バッドエンドルートに行きそうで辛いんです。軌道修正出来なさそうですね。マルチエンドなら一周目はハッピーエンドが好みです。
*当ブログはネタバレを含みます。
本編
愚塔を前に峻険な雰囲気を醸し出す零と少しでも和やかにしようと努める777。
一つ軽口零せば益体もないことを述べるなと切り捨てられる。
❑777
「うわー……高いネー。」
「頂上まで登るの、大変そうだヨ。」
❑幡田 零
「それがどうしたって言うの?……私には、進むしかないから。」
コワイヨー。
その峻険な雰囲気は焦燥の表れか。
塔最上階に到達してもそれは続く。
❑幡田 零
「なんで、なにもないの!?」
❑777
「……零、ココ……ナニかいるヨ。」
❑???
「汝に問う。」
「何を求める。」
❑???
「ならば、道はふたつ。」
「我を打ち倒し、自ら道を切り開くか。あるいは……。」
「この場で死者となり、魂の摂理に従うか!」
「Unknown α」戦
777でおk。とまとめられるくらい弱いボス(777が強すぎるとも言う)でした。
攻撃パターンは
・噛みつき
・周囲に張るオーラ攻撃
のみです。
777を使って距離を取っていれば完封できます。
しかし曲がりなりにも零ちゃんは主人公。
ということで幡田零で戦う場合を想定します。
基本的に後ろにいるよう立ち回りをしていればオーラ以外の攻撃が当たらないです。
オーラ攻撃は予備動作が長めなのでそれにさえ気を払っていれば安全に倒せるでしょう。
❑Unknown α
「我落ちるとも、我が片破れは未だ健在なり!」
メタ的に弱いのにイキっている展開見るとスっと醒めちゃう。
❑777
「タイヘン!ココ、崩れそうだヨ!」
❑幡田 零
「あいつが言ってた。まだ終わりじゃない。塔は、もうひとつあるから……。」
❑777
「零!今は脱出が先だヨ!」
❑幡田 零
「あなたはどうするの?現世には戻れないでしょ?」
❑777
「777はダイジョーブ!それより早く!」
お、零ちゃん。珍しく仲間の心配してる。
崩壊する愚塔の中777を置いて現世に戻った零。
777はエピクロスに異形化して無事脱出できたようだ。777の声を聴いて安心こそしたがまだどこか刺々しい。
零に怪我はないかの心配をする777の声を遮り塔、門の変化は無いかと荒く問う。
零と777が陥落させた塔の道が無くなり、頂は光っている。しかし門は未だ開かれていない。やはりもう片方の愚塔も陥落させる必要があるようだ。
後ろで弱弱しく鳴くセレマをまた無視し再び愚塔に挑む。
❑777
「ずっと見張っていたんだけど……。」
「こっちの、ぐとーは変化ないネ。」
死んでいることを気にしている子が気を遣ってそんなことを言わせているだけでも酷いのにそれを非難するの……。
❑777
「……そうだよネ。零が行かないと……ゴメン。」
「千たちのところに行く?」
❑幡田 零
「ええ。……あの二人には任せておけないから。」
❑777
「キョロキョロ……。千と小衣の姿は見えないネー。」
「そうだ!大声で呼べばお返事あるかもネ?」
❑幡田 零
「やめて!」
「幽者を呼び寄せたいの!?幽鬼に私たちの居場所を知らせるつもり?」
❑777
「あ……そうだネ。ゴメン。」
迂闊だとは思うけど言い方ってあるよネ。なななちゃん、のっとえんじょいだヨ……。
❑幡田 零
「……本当に、協力する気があるの?それとも……。」
「味方のフリをしているだけ?」
❑幡田 零
「私の……私とみらいの役に立って。」
❑777
「零、どうかしたの?」
❑幡田 零
「なにが言いたいの?」
❑777
「……ううん。いい。」
そんな二人の前にいつものように愉悦の笑みを浮かべた双子の悪魔が現れる。
自分たちは野暮用で遠出していたから千の様子は知らぬと言う悪魔たちに憤りを隠せない零。
ー邪魔しに来たのなら、私の役に立たないのならいちいち出て来ないで。
その顔を見に来たんだよと満足そうに消える。双子の悪魔は零が壊れるのを好ましく、待ち遠しいようだった。
愚塔の最上階には多数の幽鬼と零が戦った犬型の幽鬼に追い詰められる千と小衣がいた。
汝の願いは幽鬼への憎悪。
その求めに従い思う存分幽鬼を倒すがいいと多数の幽鬼を呼び寄せる犬型の幽鬼。
❑777
「零、みんなを助けないとっ!」
❑幡田 零
「……あいつさえ倒せば……。」
「ヘラクレイトス。」
「……そう。あなたまで、私に逆らうの。」
❑777
「……もう、いいヨ!」
❑???
「汝に問う。」
「何を求める?」
❑幡田 零
「そんなの、決まってます。」
「私は、自分がどうなっても構わない。これ以上なにを失っても後悔しない。」
「たったひとつ……私が望むのは、みらいだけ!」
「Unknown β」戦
Unknow αと同じ行動しかしませんがあちらよりは苦戦するでしょう。
なぜなら777が使えない、守護者が使えないからです。
とは言えパターンは同じなので負けることはないと思います。
❑Unknown β
「愚塔を掲げし、汝に、愚門を跨ぐ資格を与えん……!」
「されど……まだ……。」
❑幡田 零
「……もう、終わりました。」
❑恵羽 千
「待て、777。これは、あたしたちの不甲斐なさが招いたことだ。」
❑777
「でも!ホントに危なかったんだヨ!」
❑幡田 零
「愚塔は起動できました。これで愚門を越えられるはずです。」
❑777
「みんな、怪我してるヨ……。今は戻ったほうがいいヨ。」
❑幡田 零
「……だったら。」
「……そうですね。一度現世に戻りましょう。」
❑幡田 零
「……なんでもないですよ。」
誰よりも仲間を案じているのはその仲間から煙たがれているなななちゃんとはなんとも皮肉なことだ。
ー思っていたより壊れるのが早かった。
壊れた器から流れるのは有終をかざる、一滴の甘美な理念か……。あるいは。
どちらにしても「愉しみ」
双子の悪魔は嗤っている。
仲間を見捨てようとした罰なのか。
シレンの外でも彼女にまた辛苦が降りかかる。
感想
はい。今回の更新は精神的にとても疲れました。零ちゃん、なななちゃん不要とか言うのなら私にくれ……。
なななちゃんマジ天使。
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