なななちゃん意外と賢くて侮っていた正直。
*当ブログはネタバレを含みます。
本編
777から伝えられた最後のルールは「777を倒すこと」。
777曰く「本気モード」でかかるらしい。
決着を着けるため777が待つシレンに挑む。
❑恵羽 千
「……この奥で、あの幽鬼を倒せばいいのか?」
❑不動寺 小衣
「なんか、シンプルやな。」
❑恵羽 千
「そうだな。零ひとりで来い、くらいの条件はつけるかと思ったが。」
❑フェレス
「うふふ……会いたかったよぉ……。」
「零ちゃん零ちゃん零ちゃん……。……味見だけしていい?していい?していいよね?」
❑不動寺 小衣
「味見って、なんのや……。ていうか、なんの用や?」
❑メフィス
「そう邪険にするでない。新入りの様子を見に来ただけじゃ。」
❑フェレス
「うふふ……千ちゃん……。……お加減はいかが?」
❑恵羽 千
「おかげさまでな……と言えばいいのか?」
新入りかっこE。
❑恵羽 千
「辺獄に出入りするための証を貰ったことは感謝しているよ。」
「肩に刻まれた紋章は、少々面倒だがな。」
❑メフィス
「わかっておるじゃろ?夢を叶えるためにも必要なことじゃった。」
❑恵羽 千
「戦うちからを得て、自分の信じた正義を貫くこと。」
❑メフィス
「本来であるなら、事故で死んだ母のヨミガエリを願いたいところじゃろうが。」
❑恵羽 千
「……バス事故は一年も前の話だ。ヨミガエリには、その人間の魂が必要なのだろう?」
❑フェレス
「うふふ……一年もたってたら、歯車できれいさっぱりだね。零ちゃんも、急がないと……。」
❑幡田 零
「話が終わりなら、先を急ぎます。」
余裕が無くなり徐々に零の気質が変わっていく。
千の心配だと言って現れた双子の悪魔だが、零を煽ることで余裕を奪おうとしているのだろう。
その変化が何を齎すのかと双子の悪魔は「楽しみ」と笑みをこぼした。
❑777
「いっつ、いりゅーじょん!」
「きゃははっ!みんな、ばいばーい!だヨ。」
❑幡田零
「どうして……私一人でこんな場所に……。」
「はやく、みんなを探さないと。」
「なんだろ、お腹が寒い……。」
「え、え……え?これ、私?なんで……どういうこと?」
これ同士討ち狙ってかね。案外賢いな。
777の「いりゅーじょん!」後、パーティから小衣、千が一時脱退します。
姿が777になったからか攻撃モーションが777の攻撃モーションに変わります。
スキルは一切使えませんが攻撃範囲がエリアの端から端まで届く遠距離攻撃が強力なので問題なかったです。
その上出も早くコンボもあるためもはや最強です。
ゲームバランスこわれちゃう~。零ちゃんずっと777の姿でいいヨ!
みんなの口調が独特だから同士討ちにはならなかった。残念ななななちゃん。
絵面がやばい。
みんなが揃ったところにまた一人の777。
もうこれで決まりだろう。
❑不動寺 小衣
「おった!もう逃がさへん!」
❑幡田 零
「待って!小衣さん!」
❑???
「…………え?」
❑不動寺 小衣
「千ちゃん、今や!」
❑恵羽 千
「待て!正体を確認するのが先決だ!」
❑不動寺 小衣
「そんな悠長なこと言ってる場合ちゃう!逃げられたらどうするんや!元に戻られへんよ!」
❑幡田 零
「みんな戦わないで!なにかおかしいです!」
❑恵羽 千
「零の言う通りだ!この状況は……。」
❑不動寺 小衣
「もう一度寝ててええよ。むー……この話し方、ムツカシイよネ。」
❑777
「すっきりさっぱりー!」
❑幡田 零
「……なんのために、こんなこと。」
❑777
「決まってるよネ?」
「……これで……零はひとりぼっち。」
「だからネ……。この世界で、777と……ふたりだけでアソボウヨ。」
❑幡田 零
「……あなた、正気じゃない。」
❑777
「ねえ、ナンで?ナンで?ナンで……。」
「ナンで。零は……。777のコト、名前で呼んでくれないのかナ?」
❑幡田 零
「……え?」
❑777
「あなたとか……あの子とか……。」
「777のコト、なんで777って呼んでくれないの?」
「我が主人よ!剣を構えよ!この者は……。」
❑777
「777は……777はネ……。」
「こんなにも……。零のことが好きで、本当に大好きで……。」
「それなのに、零がちっとも777を見てくれないから……。」
「もう……全部オシマイでいいよネ!?」
❑不動寺 小衣
「異形化……!!」
❑幡田零
「でも……ええ。これで、お仕舞いです。」
「エピクロス」戦
777の遠距離攻撃と攻撃を受けても怯まないスパアマ持ちのボスです。
怯まない相手なのでやはりここでも小衣はベンチです。
通常攻撃はさほど脅威ではありませんが誘導するブーメラン型攻撃が強いです。
使ってきたら距離を置き回避に専念すれば回避できます。
エピクロスの攻撃の全てが複数の弾ばら撒きなので真正面に立ち攻撃ばかりしていると全弾ヒットしてしまいますので背後からチクチクすると安全だと思いました。
❑777の母親?
「……どうして……。お願いだから、教えて……。」
❑777
「……ママが泣いている。」
「……パパも泣いている。」
「でも、ワタシは涙を流さない。」
「ワタシは……もう、生きてはいないから。」
❑777の父親?
「なんで!なんでなんだっ……ナナミ。」
❑不動寺 小衣
「双子から話には聞いとったけど……。人型幽鬼の異形化なんて、初めて見たよ。」
❑恵羽 千
「結局、零に執着する理由はわからないままなのか?」
❑不動寺 小衣
「勝手に懐いてただけかもな。」
❑幡田 零
「あなたが私のことを好きな理由、教えて貰える?」
零に倒され元の幽鬼に戻った777。
❑777
「……そんなの、777も分からないヨ。」
「777、覚えてるのはサイレンが鳴る辺獄で、他の幽鬼と遊んでるときに、零と出会ったことだけだヨ。」
「でも、777は零が好きだヨ。零のためなら、なんだってできる。」
「もう零の邪魔はしないから……。777も零を手伝うから!」
「777を、そばにいさせて……。」
❑不動寺 小衣
「ちょっと待って!まさか幽鬼を仲間にするとか言わんよな!?」
小衣さん、どうあっても幽鬼は許さないんやな。
いつも呑気なこと言ってるのはこういう剣呑さを隠すためだろうか。
❑幡田 零
「あなたは、今までに一度でも、人の魂を食べたことがある?」
❑777
「……追いかけたことはあるけど、飛んで行ったヨ。キレイだから、傷つけたりしないヨ。」
❑不動寺 小衣
「……もうええ。零ちゃんに任せる。」
❑幡田 零
「一緒に行きましょう。」
「777。」
❑777
「零が……名前で呼んでくれた……ヨ。」
そして画面は変わり暗転する。
❑フェレス
「なんかぁ……また……甘々な零ちゃんに戻っちゃった?」
❑メフィス
「あれは幽鬼を助けたのではなく、自分の手駒として利用したほうが、目的を遂行できると判断したんじゃな。」
❑フェレス
「うふふ……零ちゃん、すっかりエゴの塊だ……素敵。」
せやろうか。
どちらかと言えばあれは自分にすり寄る動物を見捨てられない甘さそのものに見えたけど。
零ちゃんが甘々だと困るんかね。
感想
777ちゃんが喜ぶ結末で良かった良かった。
ああいうひたむきな子が悲しい結末になるお話はえんじょいじゃないよネ。
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CRYSTAR -クライスタ- 備忘録08『汝の意志することを』
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