てっきりテセアラ組とお別れになると思った。
*当ブログはネタバレを含みます。
本編
シルヴァラントにいる光の精霊アスカと契約したらいよいよ世界は切り離される。
テセアラの仲間、シルヴァラントの仲間それぞれ思い思いの感慨もあるだろう。
もしかしたらこれで最後の会話になるのかもしれないのだから。
❑リフィル
「……そうね。でもすぐに結論が出る問題でなくてよ。」
❑リーガル
「仮に世界が切り離されたとして世界を行き来できる確率はどれほどのものだろうか。」
❑リフィル
「それは分からないわ。ただかなり低い確率にはなりそうね。」
❑プレセア
「……テセアラの街を回ってみませんか?」
「しいなさんは精霊と契約したらテセアラに戻れないかもしれません。」
❑ロイド
「よし。テセアラの街を回ろう。その間にみんなの気持ちを固めてくれ。」
今回のくそ日記は町巡りで終わる感じですな。
まずはプレセアたんですな。
お分かりの通りロイコレの次に贔屓してるので彼女の墓参りを優先。
プレセアの境遇もそうだしこの陰陰滅滅とした村の雰囲気が相まって救えないような薄暗い状況に見えてしまう。
❑プレセア
「私には、もう何も残されていません。」
「でも、私がこの土地を離れてしまったら――
ぐぬぬ……。仕方ないがプレセアたんはテセアラに残ることになるのかの。
❑プレセア
「おかしいです。」
「物理的には何も拘束されていないのに心はここに縛られています。」
❑ロイド
「誰だって、簡単には自分の住んでいた世界を捨てることはできないよ。」
追放されたロイドくんが言うと含みがあるな……。
❑ジーニアス
「プレセアがテセアラに残りたいなら……。」
「最後の精霊と契約する前にボクたちと離れた方がいい。」
「……ボクはそんなの嫌だけど……。」
最後の台詞が女々しいけどジーニアスくんらしい。
❑プレセア
「考えてみます。ありがとう。次の街へ向かってください。私なら大丈夫ですから。」
次はゼロスくん。
よりにもよってメルトキオの貧困街にいるのも以前に言っていた優劣の差で人は分かれるってやつを見に来たんだろうな。
❑ロイド
「すごいな。なんでもかんでも発達してるって感じでさ。」
❑ゼロス
「その分金持ちと貧乏人の差も激しい。」
「俺さまが生まれたときから神子だったみたいにみんな生まれたときから身分が決まってる。」
「息苦しくって仕方ねぇ……。」
❑ロイド
「ゼロスはテセアラが嫌いなのか。」
貧民街の子どもに話しかけられるゼロスくん。
気さくで気安い彼は老若男女問わず好かれるんだろうね。
❑少年
「ゼロスを捕まえると賞金が出るんだろ。」
❑ゼロス
「お、捕まえられるか?」
❑少年
「捕まえねーよ!見逃してやるから、何かくれ。」
なんだか微笑ましい。皇帝への協力云々よりもゼロスへの好感が高いんだろうね。
さてお次はリフィル先生。
テセアラの歴史がしまわれた書庫に研究魂が刺激されたのかそれとも。
残念ながらロイドくんは彼女の知的探求心に対しそこまで気にならない。
世界が分かれてしまえばテセアラの歴史を知る機会も永遠に失われる。
それはテセアラで過ごした過去を知ることを失われるということ。
リフィルはあまり過去を語らない。
語らないというよりもテセアラを認識してなかったためにその過去が曖昧なものであることもそうだろう。
ロイドはその情動を受けて何も言えなかった。
先生の後はジーニアス。
彼もテセアラに残るのだろうか。
ジーニアスの訪問に喜色満面のミトス。
それを崩してしまうのが分かるロイドらは応えられない。
別れが来るかもしれないことを訥々と告げるロイド。
❑ミトス
「……嫌だよ!せっかく……会えたのに!」
「世界を繋いだままにしておけないの?」
❑ジーニアス
「そうしたらシルヴァラントとテセアラはお互いを傷つけあうことになるんだよ。」
❑ミトス
「……そう……だよね。……ごめん。わがまま言って。」
それでも納得できないミトスは閉じこもってしまう。
ミトスの様子にジーニアスもシルヴァラントに戻ることに気後れしてしまう。
みんなテセアラに残りそうでロイドとコレットだけになりそう……。
次もテセアラに残りそう組のリーガル。
シルヴァラントに戻る理由が一番ない男。
❑リーガル
「私にはレザレノ・カンパニーを守る義務がある。」
「……しかし世界を切り離すことはアリシアのような犠牲者を生み出さぬために必要なことだ。」
「私には……どちらも投げ出すことはできない。」
❑コレット
「二人はきっとプレセアが一番だと思うことしてくれればいいと思っているんじゃないかな。」
❑ロイド
「リーガルもだぜ。リーガルにとって一番だと思う方を選ぶべきだよ。」
特に意味はないが最後はしいな。
くちなわの件もあるしテセアラに留まるとめんどいからシルヴァラントに来ようよ。
約束通りミズホの民の移民が始まるかと思ったらロイドくんらがあまりにも急に進めるもんだからその準備が全くできていない。
残念ながら移民は諦めることになった。
レネゲードに潜入した一部のミズホの民だけシルヴァラントに行って残りは皇帝から隠れひっそりと過ごすというが果たしてうまくいくのだろうか……。
精霊と契約することができるしいなはどうあってもシルヴァラントに行くしかない。
失念していたが契約しないと世界を離せないんだからしいなはシルヴァラントに行くのは決定事項だな。
❑コレット
「そんな急に結論なんて出せないよね?一晩待ってあげようよ。」
❑ロイド
「俺とコレットはメルトキオの近くでキャンプを張ってるから決心したら来てくれ。」
よりによってメルトキオでキャンプ張るんか。ほんと皇帝を舐めていて草。
ろまんちーくな雰囲気と言いたいけどきっとはいどさんが望むようなことは起きない。
悲しいけど。
悲しいけど。
❑コレット
「ジーニアスも先生もテセアラに残るのかな……。」
「それにゼロスもプレセアもリーガルさんもこっちに残るかもしれないんだよね。」
むしろシルヴァラントに行く方が少ないだろう。
それが分かってか。
❑コレット
「何だか寂しいよ。」
❑ロイド
「そうだな……。」
❑コレット
「私、神子なのに何もできないのかな。」
「しいなだって……。ミズホの民はテセアラに残るんだから自分だけシルヴァラントに行かなきゃいけないのは辛いと思う。」
「私……無力だよ……。」
みな訳あって残る、残れないそれになにも力に成れていないことに嘆くコレット。
❑ロイド
「……コレットは無力なんかじゃないよ。」
「俺たちはみんな少しずつ力を持ってるんだと思う。もちろんコレットもみんなで力を合わせて協力してきたからここまでこれたんだろ?」
❑コレット
「……うん。」
❑ロイド
「俺たちは仲間だ。」
「だから世界が離れ離れになっても、みんなそれぞれの世界で俺たちが目指してきた世界のために力を合わせていけばいいと思う。」
ロイドくんはコレットにいちばん必要な言葉をあげるな~。
久しぶりのロイコレごちそうさまでした!!!
そしてその仲間の答えは――
ジーニアスはロイドについていくという約束のため
リフィルはシルヴァラントが復興するに必要とされる教師として
しいなはミズホの民と別れをすませ
リーガルはアリシアのような犠牲者を生まないように
プレセアはロイドたちのおかげで戻った時間に義理を果たすため
ゼロスはシルヴァラントにまだ見ぬ愛のために
――なんと全員がシルヴァラントに。
ゼロスだけ意味がまるで分からないが。
皆来るのなら昨夜のコレットとのやり取りが少し薄れるような気もしたけどまぁいいや。
感想
ロイドたちへの義理のために協力するプレセアたんの台詞に過剰反応した図。
え?ロイコレの子どもになるとかそういう……!!!!
この一文だけ切り取るとプロポーズみたい。
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