はいどさんのくそ日記 -ゲーム備忘録-

プレイしたゲームの備忘録です。

テイルズ オブ シンフォニア リマスター 備忘録26『プトレシン』

 

 

 

 

プトレシンというのは死臭に含まれる物質です。

 

 

*当ブログはネタバレを含みます。

 

 

 

 

本編

 

心のないプレセアのためドワーフのアルテスタのいる森へ向かう。

一行の進む先々にいる教皇騎士団の兵士、まるでロイドたちがどこに向かうのか知っているかのようだ。

 

 

❑騎士団

「神子ゼロスさま。教皇はあなたが邪魔なのだそうですよ。」

❑ゼロス

「そんなこたぁ。ガキのころから知ってるさ。」

❑騎士団

「では話が早い。死んでもらいましょう。」

 

まぁ死にませんけどね。

ゼロスと教皇の確執なんてしらないけど教皇無能なのでよっぽど強い天使でも連れてこない限り負けない。

 

森の奥に進むと追手と思しき足音をコレットが聞きつける。

天使のちからはいまだ健在なようです。

追手にどう対処するかと悩んでいるとまた別の追手が。

 

 

メルトキオの下水道にいたごろつきの親玉じゃん。

プレセアと話をしに追っかけてきたの……?

もしかしてロ〇コン……?

 

ジーニアス

「冗談じゃない!ボクらの命を狙ってたくせに。」

想い人がロリコンに狙われていると察知したジーニアスくんは過剰に反応します。

 

❑???

「他の者たちは知らないが少なくとも私はお前たちの命など狙っていない。」

「私が命じられたのはコレットという娘の回収だ。」

コレット

「……私?」

教皇がそんな生ぬるい命令するかな。それとも限定したほうが成功率高くなるとか?

ありうる無能だし。

 

❑???

「今はお前たちに危害を加えぬ。」

「プレセア……と言ったか?その娘と話をさせてくれ。」

そういや下水道のときプレセアを見て撤退したな。好みの女の子すぎて撤退したのかもしれない。

はいどさんもロイコレを見ると尊さのあまり直視できない。

 

❑???

「エクスフィア!?おまえも被害者なのか!」

ロリコン疑惑の冗談は置いといてたぶんこの人の知り合いにもプレセアのようにされたのもかもしれない。

 

ジーニアス

「プレセアが危ない!」

 

 

プレセアのエクスフィアを驚愕したロリコンを見て

鼻息荒く近づいたように見えたんでしょうな。

ロリコンの毒牙にかかると思ってそう。

そしてそのままロイドたちにぼこぼこにされるロリコン容疑者。かわいそう。

 

アルテスタの家にもおそらく騎士団が向かっているのか森の奥の足音が近づいている。

ひとまずしいなの里に逃げ込むことに。

 

 

そしてそのまま護送される。

コレットちゃんのぱわぁすごい。

 

 

ニンジャ!ニンジャ!

忍びの里だから秘匿された場所らしいけどこいつら忍ぶ気あるのか?

いくら忍者とはいえ平時からニンニンしてなかったと思うけど。

怒られたけど危急の案件ということで通してくれた。

 

 

ミズホの民はコレット暗殺を失敗したせいでマーテル教会とテセアラ王家から狙われる立場になった。

それでロイドたちはテセアラに来て何を成そうとしているかその目的を問う。

目的って言ってもコレットちゃん復活が主目的だったしぶっちゃけもうなくない?

 

❑ロイド

「俺はみんなが普通に暮らせる世界があればいいって思う。」

「誰かが生贄にならなきゃいけなかったり誰かが差別されたり誰かが犠牲になったり。」

「そんなのは……いやだ。」

子どもみたいなこと言いだしたな……。

 

❑タイガ

「おぬしは理想論者だな。」

 

 

無礼討ちされてもおかしくない発言だ。

しかしそうならずタイガは相好を崩す。

快活にまるで英雄ミトスのようだと笑う。

 

 

❑ロイド

「オレはミトスじゃない。」

「オレはオレのやり方で仲間と一緒に二つの世界を救いたいんだ。」

そのやり方をしらないし実現することかも分からないから理想論って言われるんですけどね。

 

タイガはやり方を問いたいのではなく気概を推し量っていたようだ。

ロイドの理想論を叶えるべくともに奮戦してくれるとまで言ってくれた。

その理想が叶った時シルヴァラントに引っ越しするのを手伝ってくれと冗談なのか本気なのか分からないことをつけて――

 

 

そうだよね。ごめんね。

うちのロイドくんすーぐ約束後回しにするから。

アルテスタのところに向かおうとしてたからあとでリフィル先生に折檻してもらわないと。

 

閑話。

しいなの技に興奮するロイドくん

 

 

❑しいな

「ああ。これは符術っていうんだ。」

❑ロイド

「最初は驚いたぜ。そんな紙切れでどうして戦えるのかなって。」

❑しいな

ドワーフもアクセサリーを作るときに、まじないを彫ったりするだろ?」

「それと似たようなもんサ。」

 

その理屈なら自分にもできるのはと興奮するロイドくん。

その喜びを前に秘伝のものだからと断りを入れるしいな。仲間になるなら……と訥々と言い出す。

仲間になるそれはすなわち里の者になる。

里の者になるそれはすなわち

 

 

ということだ。これにロイドくんはどう答えるのか。

「いいぜ!」と「えーしいなとかよ」と二つの選択肢で悩んだけどロイドくんはコレットちゃんの結婚するので後者に……。

しいなごめん。

当然こんなデリカシーの欠けた返答にひどく憤慨する。

ごめんね。

ロイドくんはあとでリフィル先生に折檻してもらうからね(二回目)

 

 

オゼットにつくなり駆け出すプレセア。

あまりの勢いにみな遅れをとってしまい見失ってしまう。

はやくプレセアに追い付かないと。

 

 

しかしこのオゼットという村は酷いな。

過去にないほどのハーフエルフに対する悪意に満ちている。

満ちているだけでジーニアスとリフィルをそうだと判別できないのでまさに偏見や色眼鏡ってわけだ。

オゼットの偏見に辟易しながら離れのほうにまでくると廃墟と見紛うほどの家の前にプレセアが。

 

 

こいつはマグなんとかさまを騙したやつだ。

一行を見てそのまま家の中に入っていくプレセア。

 

 

コレットちゃんにここまで言わせるくらいだからよっぽど気持ち悪いひとなんだろう……ってそうだドМのひとだった!

天使化したコレットが犬を蹴飛ばしたときすばらしいですなぁと感想を漏らしていたドМのひとだ。

そら気持ち悪い言われる。

 

ずっと帰りたがっていた家でプレセアは甲斐甲斐しくベッドに眠るひとのために――

 

 

ベッドで眠っているのは白骨化した男性だった。

彼女は心を失くして彼がどうなっているのか分からない。

しかしそれしかないとばかりに盲目に彼女は甲斐甲斐しく世話を続ける。

こんなプレセアをこのままにしてはいけない。

 

 

感想

 

プトレシンという物質を知っているだろうか。

冒頭で述べたように死臭の含まれる物質のひとつでヒトはふつうそれを忌避する。

それを忌避するのはヒトだけでなくチンパンジーも避けると実験結果が出ている。

しかしチンパンジーは死を理解できない。だが愛情は理解できる。

それゆえに子を亡くした母が夭折した我が子を愛おしそうに接する。

死した子を大事そうに抱える母親に死を教えるのは残酷さと優しさが内包されているがそれはきっとエゴなのだ。

ロイドくんの優しさもエゴなのだ。

だからせめて彼はプレセアが幸せになるように助けなければいけないのだ。

 

 

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