はいどさんのくそ日記 -ゲーム備忘録-

プレイしたゲームの備忘録です。

テイルズ オブ シンフォニア リマスター 備忘録10『哀れな父親』

 

 

 

コレットちゃんの許せないは重みが違う。

 

 

*当ブログはネタバレを含みます。

 

 

 

 

本編

 

マグナスもろとも人間牧場潰してやるぜ!

と意気込んでいましたがうっかり道を間違えて先に進もうとしてしまった。

門衛に捕まって問題が起きたからパルマコスタに戻るように言われたけどこれ人間牧場に直進してたらまた話が違ったんかな?

 

 

で、その問題というとショコラがディザイアンに捕まって攫われたと……。

またお前か。

でもなんでロイドくんたちに助力頼むの?ドア総督のちからでなんとかなるから今までパルマコスタ保ってきたのでないのけ?

ショコラをどうやって攫ったの?

いくらあの娘といえどあの処刑騒ぎで街は厳戒態勢になっているというのにショコラかドア総督がよほどぽんこつでない限り捕まるようなことにならなくない?

ディザイアンとグルなんじゃねーのけ。

一応こやつらの言い分だとロイドくんグループが救出、ドア総督軍が攻撃に分かれるから助けてほしいという話だけどグループ訳も罠にはめるようでな~。

 

ショコラの件がなくてももともとマグナスの人間牧場潰すつもりだったので向かいます。それにしてもショコラ捕まるかね……。

一瞬町ぐるみでロイドくんを騙してるのかと危惧したけどだったらもっとロイド一行を手厚く歓迎するだろうからドア総督が町民を騙してる可能性高いな。

 

 

ジーニアス

「もうマーブルさんのような犠牲者を出したくないよ。」

❑ロイド

「ああ、もう犠牲者はいらない。行くぜ、ジーニアス!」

 

 

マグナスの人間牧場に着いた。

ニールから救助の作戦を聞かされるのかと思ったがどうやら彼の思惑は別のようだ。

 

 

 

コレット

「でもそうしたらショコラさんはどうするんですか?」

ジーニアス

「そうだよ。パルマコスタ軍と連携を取ってショコラさんを助け出すんでしょ?」

❑ニール

「いえ、それが……。」

❑クラトス

「やはり……罠か?」

クラトスおじ、伊達に傭兵やってないね。裏切りの嗅覚が鋭い。

❑リフィル

「……嫌な方の想像が当たっていたようね。」

❑ロイド

「クラトス!それに先生も!どういうことなんだよ?」

❑クラトス

「ディザイアンが組織だった軍隊を持つ街を大人しく放置していることが私には疑問だった。」

❑リフィル

「ええ。その通りだわ。反乱の芽を潰さないのはそれが有害でないから……。」

「力がないから放置されているのか、あるいは有益な存在なのか……。」

❑ニール

「……おっしゃるとおりです。」

「ドア様はディザイアンと通じ神子様を罠にはめようとしています。」

ジーニアス

「どうしてそんなことを。」

❑ニール

「昔はこんな方ではなかった……。本当に街のみんなのことを考えておられたのです。」

「5年前、クララ様を失った時もディザイアンと対決することを誓っておられたのに。」

コレット

「それなのにどうして……。」

個人的はニールがなんでロイド一行らをそれを打ち明けたのか疑問なんだけど。ニールにデメリットある?少なくても自分は安全でね?良心の呵責かな。

 

❑ニール

「ショコラのことは私に任せて皆様はどうか先にお進みください。」

 

 

コレットちゃんやさしさの塊だなぁ。青くてとても好きだからそのままでいてほしい。

 

ジーニアス

「そうだよ。もしこのままにしておいたら、パルマコスタもイセリアみたいに滅ぼされちゃうかもしれない。そうでしょ、ロイド!」

 

ロイドくんに賛同を求めるジーニアスくんかわいいのう

 

 

大人側は慎重を期して、もしくはコレットちゃんの命を天秤にかけてかは分からないけど渋ったけど

この旅は神子の試練なので神子の意思に沿うこととなった。

ロイドくんははなからそのつもりだぜ!!と鼻息を荒くしていたが

ここで2つの道がある。

このまま人間牧場に突っ込みそのままショコラを助けるか。

なぜドア総督がロイドくんらを罠にかけるほど落ちぶれたのかそして通じているディザイアンについての情報をもらうか。

 

ロイドくんはイセリアの時で懲りたと思うのですこし慎重な道に進むと思うんだよね。

 

都合よくパルマコスタの警備は薄かった。

というかロイドくんらを見ても何ら反応示さなかったあたりこれ軍の兵士も欺いているな。

分かっていたらロイドくんに戻るように言うだろうし。

 

 

見せかけでもマグナスを叩く配備をしているのか衛戍えいじゅするものすらいない。

 

コレット

「……なんか下から声が聞こえるよ。」

❑ロイド

「……?そうか?聞こえねーけど。」

❑クラトス

「誰も居ないのだ。地下に行ってみるべきだろう。」

 

 

ドア総督とディザイアンの密談。

もっと税を高くして金を集めろと脅すディザイアン。あーだからあの山の通行料金たっけーのか。

というか娘の前で街を裏切る所見せんなよ……。

 

 

ロイドたちの登場に驚愕するドア総督。ニールの裏切りに気づくが時すでに遅し。

 

❑ロイド

「あんたの奥さんがどうしたってんだ?人質にでも取られているのか?」

❑ドア

「人質だと……?笑わせる。妻なら……。」

「ここにいる!」

 

 

 

マーブルさんのときと同じやんけ……。

 

コレット

「泣いている……。あの人、苦しいって泣いてる。」

「化け物なんて言っちゃダメだよ……。」

コレットちゃんが聞こえた声はこの声かな。天使になったから聞こえるのかな。

 

❑ドア

「父が愚かだったのだ。ディザイアンとの対決姿勢を見せたために先代だった父は殺され、妻は見せしめとして悪魔の種子を植え付けられた。」

「私が奴らと手を組めば妻を助ける薬を貰えるのだ。」

ジーニアス

「それじゃあ、あんたはこの街の人を裏切っているんじゃないか!」

 

 

❑ロイド

「あんたの奥さんは確かに可哀想さ。でもな、あなたの言葉を信じて牧場に送られたばかりに、あんたの奥さんのようにされた人だっているかもしれないんだぞ!」

❑ドア

「黙れ小僧!自分だけが正義だと思うな!」

ロイドくんは確かに青いよ。ドア総督のそれは正義じゃないただの欺瞞だよ。

 

 

 

❑ロイド

「俺はその言葉が一番嫌いなんだ!奥さんを助けたかったら総督の地位なんて捨てて薬でも何でも探せば良かったじゃないか!」

「あんたは奥さん一人のためにすら地位を捨てられないくずだ!」

本当だよ。結局は自分たちだけ良ければいいと思ってるから街の人を牧場にいっても平気なだろ?イセリアの連中と同じじゃんか。

 

 

ロイドくんもうやめて!とっくにドア総督のライフはゼロよ!をオブラート

コレット

「その薬っていうの私たちで取ってきてあげよう?」

「そしたら総督だってもうディザイアンの味方にならなくてもいいんだから。」

❑ドア

「……私を、許すというのか。」

こんなクズにも優しいコレットちゃん天使かな?天使だった。

ドア総督も赦されたかったのかもしれないなぁ……。正義の欺瞞は心に溜まるからね。

 

コレット

「あなたを許すのは私たちではなく街の人です。」

「でもマーテルさまはきっとあなたを許してくれます。」

「マーテルさまはいつでもあなたの中にいてあなたの再生を待っていてくださるんだから。」

❑ドア

「私の中に……。」

 

 

は?え?

何がなんだか分からないうちにドアが娘に刺された。

 

 

❑キリア

「優れたハーフエルフである私にこんな愚かな父親などない。」

コレット

「愚かな父親ですって……。」

 

 

な……なに?この悪逆非道な展開は。

ドア総督は欺瞞に満ち溢れて街のためと言いながら無駄な希望を持たせてるのに裏切っていて自分らだけ助かりたいと思っていたくずだ。

でも赦されたいと思うくらいには善性はあったんだ、やり直しの機会だってあっても良かったじゃないか。よりによって娘に殺されるなんてあってたまるか。

心まで慈悲深い天使のコレットちゃんだって許せないよな。

だから

ぼっこぼこにしてやったわ。

いたちの最後っ屁ってやつなのかドアの妻を解き放つキリア。本当にくそである。

今度はドアの妻まで殺さなけばいけないのか?

シナリオ書いた人は本当に人間か?ディザイアンなんじゃないか?

 

 

暴れまわると思っていたけど何もせずどこかに消えてしまった。

 

しばらくしてドアが目を覚ました。

❑ドア

「……キリアは、無事か?」

ジーニアス

「キリアは……。」

 

 

そうだよなぁ……。これ以上悲しみはいらない。

キリアちゃんはディザイアンに捕まってるだけで生きているんだ。生きていないわけない。

そうでなくて、

すでに亡くなっているなんてそんな話があるものか。

これから罪を贖おうと思った男が救われないじゃないか……。

 

 

戻った時なんで一人になる前に私を殺してくれなかったのと詰め寄られそうでまた鬱。

 

感想

 

ロイドくんの追放よりもえげつねぇ救われない話だった。

こんな報われない悲しい話を書くなんて!(いいぞもっとやれ)

はいどさんは胸が苦しくなるような話とても好きです。

 

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