この『えんじょいでえきさいてぃんぐ』、中田譲治さんが読み上げるからすごくシュールでした。
*当ブログはネタバレを含みます。
本編
千から律儀にも前回のシレンで命を救われたことについて感謝を告げられる。
辺獄やシレンなど代行者についての事情は小衣から聞いたようだ。
連絡先を調べ上げ半ば一方的に連絡をする小衣、どうやら千は小衣のストライクらしい。
小衣さんの浮気もの。
悪逆非道な幽鬼を目の当たりにした千は己の正義を貫くためこれからも零とともに戦うことを申し出る。
零に「カワイイ遊び場」を用意して待つと言っていた777のせいかある辺獄が歪んでいるようだ。次のシレンはその辺獄の調査となった。
❑不動寺 小衣
「千ちゃん!会いたかったー!」
「検査はどうやった!病院はもう大丈夫なん!困ったことが小衣姉さんに言いや!」
「というか好きやー!」
❑恵羽 千
「今のところ、困ったことはないかな。小衣さんには感謝しているし、あたしも好ましく思っている。」
❑幡田 零
「……千さん、冷静ですね。」
小衣さん堅物ながら素直な千ちゃんに鞍替えですか?私もそうした方がいいと思います。
そこに前回の幽鬼の少女777が現れる。
❑恵羽 千
「幽鬼……理解した。つまり。」
「お前は悪しきものということだな?」
❑777
「零!この子、怖いヨ!」
❑不動寺 小衣
「怖いのは、千ちゃんだけやないよ!」
❑777
「零のために、可愛く飾りつけして待ってたんだヨ!それなのに、酷いよネ。」
「ねえ零!はっぴーな気持ちになった?」
(ハッピーな気持ちになら)ないです。
❑777
「きゃははっ!ここは、零と777のための遊び場だヨ!」
「辺獄の奥へ行く道は777が封印しちゃったから、777に勝たないと、もうこれ以上先へは進めないヨ!」
「鬼は、そのへんにいた幽者を777が改造して作ったんだヨ。今頃777も知らない場所に隠れてるヨ。」
「鬼を先に見つけて倒したほうが勝ちネ!じゃ、いくヨー!よーい。」
鬼探しはメタですけどゲーム進行的に単純に一番奥にいました。ただ道中777に改造された失敗作の鬼たちがいましたけど見た目が違うだけでいつもの幽者でした。
❑777
「オシャレと言えば、リボンだよネ。リボンは正義!」
❑恵羽 千
「否定はできないな。あたしも髪飾りにはこだわりがある。」
❑幡田 零
「これで、あなたの遊びは私たちの勝ち。納得した?」
❑777
「そうだねー。零と一緒に走り回って、えんじょいできたヨ。」
「でもネ!満足はできないかナ?」
みらいのタイムリミットが刻々と迫る中777の遊びに苛立つ零。
そんなことはお構いなしに次の遊び「かくれんぼ」がスタート。
ミクダヨー。隠れ続けるのに飽きてあっさり出てきたのは草。
❑幡田 零
「わかりました。それなら、こういうのはどうです?」
「逃げるのも、隠れるのもやめて……。」
「これで決着をつけましょう?遊んであげるから。」
剣を構え啖呵を切る零、『えんじょいでえきさいてぃんぐ』な戦いの火蓋が切られた。
「777」戦
777は遠距離攻撃を多用します。
しかし777の脅威は攻撃ではなく、このゲームで最速の移動速度です。
小衣、千の短い通常攻撃ではまず当たらないと思います。零でも追って攻撃は当たらないでしょう。
幸い777の攻撃力は大したことないので肉を切らせて骨を断つという名のゴリ押しが一番有効だと思いました。
小衣さん、人型に強いのは嘘でした。小衣さんにスポットライト当たる日は来るのだろうか……。
❑幡田 零
「お願い、ここを通して。大切な妹の魂を探さないといけないの。」
❑777
「……タイセツ……?」
「…………違う。」
「……違う違う違う!」
「こんなの、ちっともえんじょいじゃない!」
「なんで、なんで!なんで、零は……。」
「……いいヨ。今回も、777の負け。次で最後だヨ。」
❑恵羽 千
「この状況で、次があると思っているのか?」
❑777
「思ってるヨ?この森を抜けたいならネ。」
❑不動寺 小衣
「……こいつ。」
❑幡田 零
「……わかりました。次で最後……必ずです。」
❑777
「……ほんと、邪魔だよネ。」
感想
777ちゃんの最後の言葉が不穏で良いですねぇ!!
ヤンデレの臭いがしてきました。
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